こんにちは、スロプロのけいです。
今回の記事は高校生の時にバイクで単独の事故を起こし、
大けがをした時の経験と入院中に起こった怖い怪奇現象ついて書いていこうと思います。
高校生の時にバイク事故で開放骨折!病院で体験した恐怖とは!?【事故を起こすまでの経緯】
僕は、17歳の時(高校2年)にバイク事故を起こしました。
当時、バイトで必死にお金をためて免許を取得し、バイクを買った時はとても嬉しかったのを覚えています。
バイクと言っても原付ですが、ミッション式の原付で前の持ち主がリミッターを外しておりスピードは結構出ました。
バイクを買ってからは乗るのが楽しくて、友人と目的なくよく走っていましたが、ある日重大なバイク事故を起こしました。
その日もいつもの様に走っていたのですが、トラブルが発生してしまい僕は事故を起こしてしまいます。
トラブルというのは直線の道を80キロで走行中に起きました。
夜の時間だったので地面の舗装が途中から砂利道に変わっている事に気付かず、砂利道に変わった時にスピードを落としていなかったので、
バランスを崩して転びそうになってしまったのです。
僕は慌てて体制を立て直したのですが、ほっとしたのもつかの間、なんと目の前はY字路になってました。
うわっと思った時にはもう突っ込んでいて、僕は空中にいました。
覚えてえいるのは無人のバイクが走っている光景が見えた事、あれっと思う暇もなく僕は資材置き場に落ちて、スネを強打、ですがまだ勢いはおさまらず、数メートルは転がったと思います。
強打したスネには何かが刺さっている様な感覚と激痛がありちょっとのあいだは、痛がってました。
この時は痛すぎて涙でてました 笑
痛みが少し治まって立ち上がろうと足に力を入れたんですが、なぜかコテンっと後ろに倒れてしまいます。
あれっ??おかしいなっともう一度立とうとするも、やはり立てない・・・
足を見てみるとグニャっとスネがおかしな方向に曲がっていて、おまけに結構血も出てる!
こりゃ折れたな、とその時にようやく自覚しました。
そこに友人が追いついてきて救急車を呼んでくれました。
病院に搬送中、救急隊員に思いがけない事を告げられた
救急車が到着し救急隊員から少し怪我の状態をきかれ僕の説明が終わると担架に乗せられ救急車の中へ
思っていたより緊迫している雰囲気はなく、救急隊員は僕の足を見ながら(これは入院だねぇ、多分手術しないとダメだと思うよ)と教えてくれました。
僕:えっ そんな重症なんですか?
松葉杖ついて今日帰れるかと思ってたんですけど 笑
救急隊員:皮膚も破けてるし、そこからばい菌が入るともっと大変だからね。
手術で足に固定用のボルトを入れて固定しないと治らないね。
と説明を受けました。
するともう一人の救急隊員が携帯持ってる?と僕に尋ねてきました。
僕:ええ、持ってますけど・・・
救急隊員:良かったぁ じゃあ自分で家に連絡入れて!!
僕:えっ!!僕が自分で入れるんですか!?
(気まずいし嫌だなぁと思いました)
救急隊員:そうなんですよ、我々が連絡を入れるとみなさんビックリされてしまうので意識がしっかりしている人には自分で連絡入れてもらってるんです。
僕:あぁ、まぁ確かにそうだけど・・・
そんなもんなのかねぇと渋々連絡 笑
電話を入れると出たのは、ばあちゃんでした。
(もしもし、○○ですぅ~)と愛想のいい声が聞こえました。
続けて僕が、あぁ、ばあちゃん!?けいだけど、バイクで事故しちゃって、今ね救急車乗ってるんだけど・・・
ちょっと沈黙の後、
あぁ~↑ なんだってこのバカ!
( `ー´)ノ
何やってんだよ!っとまぁ怒られた?というのか呆れられたというのか、
とにかく搬送先の病院まで来てもらい入院の手続きをとり、僕は入院生活に突入する事に・・・
病院についてまずやった事【一生忘れません】
救急車から降ろされると、先生が登場し、他に痛いところがないか尋ねられました、
とにかく他に異常が無いかを調べるために体に触れて痛い所が無いかのチェックやレントゲンも撮ったかな?っとまぁ色々していたんですが、先生がなんでか首をかしげていました。
ん~・・・んっ!?
ん~~(゜-゜)
意味深なのでどうしたのか尋ねると、臓器の位置がおかしいとのこと、事故の衝撃で動いたんだろうけど膵臓の位置が変な位置にあると・・・
っとなんか考え込んでいる様子でしたが、最終的には問題ないか!(・∀・)って流れになって、骨折した足の処置にかかっていきます。
処置にかかると、先生がちょっと待ってて下さいね、っとなぜかわざわざ僕に伝えてきました。
先生が戻ってくると手には電動ドリルが!?
しかも先生なんか(・∀・)ニヤニヤしてる??
ドリルを僕に見せつけるようにウィーン・・・
ウィーーーーンと稼働させて僕にこう聞いてきました。
今から何すると思う??
なっ!何をするんですか?←震え声
と訊くと、今からねぇ~、君のかかとにドリルで穴をあけて、足を吊る為の棒を貫通させるんだよ
あっ!でも麻酔かけるから痛くないよ
と言われました。
それをきいてちょっと安心しました。
うん、確かにドリルで貫通させる時は痛くはなかった。
でも・・・
麻酔をかける時がメチャクチャ痛かった 笑
くるぶしの辺りに何本か麻酔を打ったんですが、なんて表現したらいいのか難しいですが、注射ではなく指で押されても痛いんじゃないか?
と思う様なコリコリした部分に針をぶっ刺すので、刺されるたびに痛すぎて悶絶でした。
ドリルでかかとに棒を通す時は、麻酔が効いていたので痛いというより熱いでしたね。
処置が終わって足を吊るすとやっと病室へ、緊張の連続で疲れましたが僕は痛さであまり眠れませんでした。
翌日、見回りにきた看護師さんが言うには僕はうなされてたと言ってました。
そしてここからはしばらくの入院生活が始まります。
手術の日まではベットの上からは動けず、全てベットの上での生活でした。
手術まで2ヵ月くらいはかかりました。
そして手術当日、手術室に運ばれるんですけど運ばれる時に足が動いてしまうので痛い場合は教えて下さいと看護師さんに言われました。
手術室に入る時だったと記憶してますが手術台に移動する際に痛かったので、先生!痛い痛い!!と言ったら、
先生がもうこれから手術するんだからこれぐらいの痛さなんてどうってことないでしょ、みたいな発言をされて、痛がる僕を気にせず動かされました 笑
手術は全身麻酔で行いましたが、手術開始の直前まで意識はあります。
僕が覚えているのは手術台の上で点滴の管に麻酔薬を注射器で注入し始めた途端、点滴の針が刺さっている部分が異常に熱くなって、
頭がクラクラ、視界が暗くなって、パタリッって感じでした。
注入から5秒くらいで意識が無くなりました。
気付いたら手術は終わっていて、特に痛いとかはなかったです。
ただ手術後の数日間は熱が出ました。
手術の後は体が傷口を直そうとする為、熱が出るそうです。
あともう1つ、下ネタみたいになってしまいますが、術後は尿道に管が入っていて、それを引っこ抜く時が痛くて 笑
しかも管は細くなくて結構太い、こんなんどうやって入れるん?ってくらい、点滴の管よりも一回りくらい太かったですね。
引っこ抜いた後は、尿を出さないといけないらしく水分を取るように言われました、もし、尿がでない場合は、もう1回管を入れないといけないらしいです。
なので必死!です。
術後はしばらく安静にしてなければだめでしたが、足には固定用のボルトが入っているためもう吊っている状態ではなくなり、
松葉杖を使うようになってリハビリもして回復していきました。
そんなある日、僕は廊下の方から奇妙な音がしている事に気付きました。
消灯時間が過ぎて暗いなか、病室の外の廊下の方から変な音が聞こえてくるのです。
その音は、ポッ、ポッ、ポッ、ポッという音で、聞いた時すぐに木魚の音だ!と思いました!
でもなんでこんなところで聞こえるんだ?と疑問に感じましたが、怖いので原因の確認はしませんでした。
その音が初めて聞こえた翌日、また聞こえました。
そのまた翌日もです。
というか毎日、消灯の時間が過ぎてしばらく経つとその音が聞こえることに気付き、ある日隣の患者さんに話してみると、笑い飛ばされてしまい、聞き違いじゃないの?と信じてない様子、
ですが毎日聞こえていたので、その日の夜にその患者さんと音が聞こえるか確認しました。
するとやはり、ポッ、ポッ、ポッ、ポッ・・・・と聞こえるのです。
しばらくなった後は、シーン・・・・
昼に笑い飛ばしていたその患者さんも真剣な顔になって、ほんとだ、と言ってました。
これ、木魚の音じゃないですか?
と意見を聞いてみると、確かに木魚の音に聞こえると言っていて、気になるから確認をしてみようとなり、なぜか僕が1人で確認しにいく事に 笑
夜の病院の廊下ってほんと怖いです。
明かりがあるのはトイレだけで他は暗いし、ましてや、こんな木魚の音が聞こえる中で廊下を歩くのは結構勇気が必要でした。
怖い話の中に病院は良く出てきますしね 笑
音が聞こえる中、僕はおそるおそる音の方向に向かっていました。
すると音が聞こえるのはどうやらトイレの近くから聞こえているようでした。
トイレの前まで来て音の場所は間違いなくここだと確信しました。
どうやら男性のトイレから聞こえてきてます。
でもなんだかさっきと聞こえ方が連続的になってて違うな、と思いながらえ~い 入ってしまえ!と中に入ってみると原因がわかりました。
音の正体は男性用の小便器からポポポポッ!、ポポポポッ!っと水が排水される時にでている音でした。
誰かがトイレに来て水を流すと、水が排水される時に、ポポポポッっと音を立てて流れる。
そして音の大きい部分が病室まで聞こえて、ポッ、ポッ、ポッ、ポッっと聞こえるとこういう事だったんですよ。
では、何で夜の時間に聞こえたのかと言うとですね。
消灯時間が過ぎるとみんな静かに過ごす為、消灯までに聞こえなかった音が聞こえるようになるんですね。
誰かがトイレを使った際に水を流す音なんか昼間は聞こえないのに、静かな夜は聞こえるとこういう事でした。
原因がわかったらなーんだって感じですが、原因がわかるまではほんと怖かった、特にトイレに入る瞬間は 笑
結局長い入院生活は3ヵ月に及びました。
足に入ったボルトを抜くために1年後にもう1回手術を受けましたが、その時はもう少し短い入院で済みました。
今回の記事は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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